発信機とは人が火災を発見した場合、ボタンを押すことにより手動で受信機に信号を送る装置です。
発信機にはP型(1級、2級)、T型(屋内型、屋外型)、M型(屋内型、屋外型)の3種類あります。
▶︎P型発信機
P型発信機は手動により発信するもので発信と同時に通話できないものです。
P型発信機の押しボタンには、
現在では強く押すことでロック機構を押し外す(カバーが割れずそのままボタンを押す事が出来る)タイプ
が主流となっている。
こちらは復旧レバーを操作するだけで容易に復旧が可能である。
P型発信機には受信機の担当者と相互に電話連絡できるよう通話用電話ジャックがあり、
また、受信されたことを表示するランプを備えている1級発信機と情報の信号が一方通行なので、
押しボタンを押しても、受信機が受信したかどうか、ボタンを押した人にはわからない2級発信機があります。
▶︎T型発信機
発信機に取り付けられた送受話器を外すことにより受信機に自動的に異常を発信し、
同時に通話することができるものです。設置の形態に応じ屋内型と屋外型があります。
▶︎M型発信機
M型発信機は前面に設けられた押しボタンを押すことにより
自動的に受信機に異常を発信し消防機関に火災の発生を知らせるものです。
設置の形態に応じ屋内型と屋外型があります。ただし現在は設置・使用されていません
非常放送設備は受信機と連動して、火災発生時には建物の中に設置された
スピーカを利用した音声により災害の発生や状況等を人々に通報・避難誘導を行う設備です。
防火対象物や収容人数が、50人以上、または、地階・無窓階で、放送設備の設置が義務付けられています。
不特定多数の人々が、多く出入りする施設で混乱を招くことなく、
避難誘導を行うには警報音のみではなく、音声による誘導も必須であり、ベル・サイレンのいずれかと併用されています。
火災報知設備には火災が起きた時に、
自動的に知らせる自動火災報知設備と人が手動で知らせる公設火災報知設備の2種類に分かれます。
自動火災報知設備システムは感知器、受信機、発信機で構成されています。
感知器は煙感知器、熱感知器、炎感知器の3種類あり用途により使い分けられています。
住宅用火災警報器は2006年の法改正により新築住宅で設置が義務付けられるようになりました。
火災は初期消火、初期避難により被害が最小限に抑えられます。
火災報知設備のことを理解して安心・安全に過ごしたいものです。
火災報知器を設置している一定規模以上の建物では消防法に基づく消防設備点検を実施する必要があります。
※消防設備点検を実施しなければならない建物の規模には一定の基準があります
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