寒い時期になると増加するのが火災となります。
現在の暖房器具は安全性が高いですが、それでも火災をゼロにすることは出来ません。
商業施設や工場などでも同じなので、いざというときの備えが大切です!
今回は、消火設備・消防設備の種類についてご紹介します。
消火設備とは、火事が起きたときに消火をする道具などのことです。
消火設備と言われて消火器を思いだす方は多いのではないでしょうか。
確かに、消火器は商業施設などでもあちこちで見られますが、
消火器だけが消防設備だけではないのです!
消火栓やスプリンクラー、
さらにバケツにはった水や乾燥させた砂なども消防設備のうちに入ります。
消火設備を含む消防設備の種類を分類してご紹介します!
消火設備とは、火を消すための設備のことです。
前述した消火器もこの中に入ります!
その他にも、消火栓やスプリンクラー、動力消火ポンプ設備なども消火設備の中に入ります。
消火をするものといえば水ですが、
爆発や火災を起こしやすい危険物の中には、
水をかけるとより燃え広がったり爆発したりするものもあるため、
消火設備の中には水を使わない泡の消火剤やガスの消火剤などもあります。
警報設備とは、火事が起きたことを知らせる非常ベルなどのことです。
大きな施設の場合は、火災が起きてもすぐに分からない場合もあるため、
火災報知機などを施設に設置しておく必要があるのです!
警報設備は熱や煙、さらに赤外線などを察知して自動で警報を鳴らすものと、
人が手動で鳴らすものがあります。
消火器と一緒に備えつけられていることが多くなります。
避難設備とは、火事が起きているときに人が安全に避難できるための道具のことを指します。
はしごやスロープのようなものや、防火扉や避難口への誘導灯なども防火設備の一種となります。
また、窓を壊すオノのような道具も避難設備のひとつです!
消火設備には、第1種~第5種までの区分があります!
数字が小さいほど、消火設備は大掛かりになり、
第5種消防設備は小型消火器やバケツ、砂など家庭でも常備できるようになっているのです。
危険物を製造したり保管していたりする施設は、
法律によって備えなければならない消火設備が決まっています。
危険物を取り扱っている場所の責任者などになった場合は、
法律で定められた消火設備が整っているか確認してくださいね。
次回は、消火設備・消防設備の整備方法についてご紹介します。
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