消防設備工事とは!?工事内容・タイミング費用を抑えるタイミング

建物や施設では火災による被害を最小限にとどめるために消防設備を設置しなければなりません。
その消防設備工事とは一体どのような工事なのでしょうか、
この記事では消防設備工事の内容や施工のタイミング、費用を抑えるポイントなどについてご紹介します。

消防設備工事とは

消防設備工事とは、建物などに消火設備や火災警報設備、などを設置する工事のことです。

万が一火災が起こっても被害が最小限で済むよう、建物や施設の用途や面積、構造によって設置する設備は規定で定められています。
消防設備工事には具体的に以下のような工事があります。

・消火栓設置工事
・スプリンクラー設置工事
・動力消防ポンプ設置工事

・火災報知器設置工事・非常警報設備工事
・避難はしご・救助袋・緩降機設置工事
・各種センサー設置工事

・防排煙設備工事
・誘導灯設備工事
・消火器設置工事

など

これらの工事は消防設備工事を行っている専門業者に依頼することになります。

消防設備工事をするタイミング

新設・または増設

消防設備工事をするタイミングの1つに新設や増設に伴う工事があります。
建物を以前とは違う業態にする場合や間取りの変更がある場合には消防設備の移設や新設が必要です。
消防設備の新設または改修工事では、工事前に着工届、工事完了後に設置届の提出が必要です。

点検・修理に伴う工事

消防設備工事のもう1つのタイミングは点検・修理に伴う工事です。
消防設備の点検で不具合や老朽化が認められた場合には修理または交換を行います。

消防設備工事の費用をおさえるポイント

消防設備は建築物の規模や用途、建物内の構造によって必要な設備や個数が異なるため、費用に幅があります。
消防設備は法令に従い十分な数を設置する必要はありますが、過剰な設備を設置する必要はありません。

適切な設備を設置することで工事費や設備費を抑えることができますので、経験豊富な専門業者に現地調査と見積もりをしてもらうことが大切です。

また、福祉施設の改修工事など、業種によっては国や自治体から補助金が出る場合もありますので、そのような情報に詳しい業者に相談してプランを作成してもらうと安心です。

 

消防設備工事の予定がある場合は一度専門業者に相談を

消防設備工事の内容やタイミングについて解説しました。
消防設備は消防法により、定期的な点検が義務付けられています。

消防設備工事と共に点検も請け負ってくれる業者は各設備の点検と総合点検等をまとめて行ってくれるところもあるので、点検もできる業者を利用すると費用も抑えることができてお得です。